日本海軍主力艦(大改装前)の機関出力について
アジア歴史資料センターレファレンスコード:C04016636500 戦闘運転報告1(1) 1P
昭和4年の戦闘運転報告。陸奥8万8千馬力チャレンジの巻。長門型(新造時)の計画出力、本当に8万馬力だろうか?
平賀譲デジタルアーカイブ 資料番号:2201 こちらでは8万5千馬力で「全力」、26.5kt。過負荷全力(11/10)ではないことに注意。
平賀譲デジタルアーカイブ 資料番号:2201 同じく「陸奥十二節十節公試運転成績表」等より、大正10年10月14日の全力予行では8万8千近くを出してわずかに26.5ktに足りていないが、補正前の生データではあろう。
金剛6万4千、扶桑4万、伊勢4万5千、長門8万。なるほど、確かにそのとおりである。アジア歴史資料センターレファレンスコード:C13071971700 P2
1ページ目には、昭和6年に「艦艇要目公表範囲を別表のとおり定める」とあり、一般に公表するのはこの数字、という訳だ。
アジア歴史資料センターレファレンスコード:A03032147000 軍艦伊勢操艦参考資料(20の内4) 昭和9年12月作成、航海科士官用のカンペかな。この表では51,600馬力が出ることになっている。
アジア歴史資料センターレファレンスコード:C04015805200 第1艦隊戦闘運転報告講評及意見の件(1) P31 昭和2年7月27日、予定出力56,500馬力。
扶桑も伊勢も直結タービンとしか書かれていないことが多いが、伊勢は減速ギヤを介して接続された巡航タービンを持ち、機関出力と合わせて大きく異なるところ。
平賀譲デジタルアーカイブ 資料番号:2224(1/2) 軍艦扶桑公試運転成績 平均46,263軸馬力、23.0kt。
このあたり、もう一度検証してみる必要があるように思われる。
※平賀譲デジタルアーカイブは、一度「閲覧はこちら」を押すと見られる筈
昭和4年の戦闘運転報告。陸奥8万8千馬力チャレンジの巻。長門型(新造時)の計画出力、本当に8万馬力だろうか?
平賀譲デジタルアーカイブ 資料番号:2201 こちらでは8万5千馬力で「全力」、26.5kt。過負荷全力(11/10)ではないことに注意。
平賀譲デジタルアーカイブ 資料番号:2201 同じく「陸奥十二節十節公試運転成績表」等より、大正10年10月14日の全力予行では8万8千近くを出してわずかに26.5ktに足りていないが、補正前の生データではあろう。
金剛6万4千、扶桑4万、伊勢4万5千、長門8万。なるほど、確かにそのとおりである。アジア歴史資料センターレファレンスコード:C13071971700 P2
1ページ目には、昭和6年に「艦艇要目公表範囲を別表のとおり定める」とあり、一般に公表するのはこの数字、という訳だ。
アジア歴史資料センターレファレンスコード:A03032147000 軍艦伊勢操艦参考資料(20の内4) 昭和9年12月作成、航海科士官用のカンペかな。この表では51,600馬力が出ることになっている。
アジア歴史資料センターレファレンスコード:C04015805200 第1艦隊戦闘運転報告講評及意見の件(1) P31 昭和2年7月27日、予定出力56,500馬力。
扶桑も伊勢も直結タービンとしか書かれていないことが多いが、伊勢は減速ギヤを介して接続された巡航タービンを持ち、機関出力と合わせて大きく異なるところ。
平賀譲デジタルアーカイブ 資料番号:2224(1/2) 軍艦扶桑公試運転成績 平均46,263軸馬力、23.0kt。
このあたり、もう一度検証してみる必要があるように思われる。
※平賀譲デジタルアーカイブは、一度「閲覧はこちら」を押すと見られる筈
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